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ヨガで改善!産後のトラブル ~産前産後の痔~

妊娠期間中から産後にかけて多くのママが「痔」を経験しています。
裂肛(切れ痔)や痔核(イボ痔)の方が多くいづれも痛みを伴うことが多く
トイレに行った際だけでなく、立ったり座ったりの日常生活に支障がでるほどの痛みがあったり夜痛んで眠れなくなる方もいます。

妊娠中はお腹が大きくなるにかけて直腸や肛門まわりの欠陥が圧迫され血流がわるくなりうっ血することで出来やすくなります。
また産後においても出産時にいきんだことで痔になったり、授乳による水分不足から便秘になり、痔になってしまうかたも多いです。

痔になったとき、そして痔を悪化させないようにするには

・下半身を温めて血流をよくする
・水分をしっかりとって便秘にならないようにする
・ストレスを溜めないようにする(睡眠をしっかりとる)

などありますが、酷い場合は手術が必要となる場合もあります。
多くの女性が悩んでいる「痔」。恥ずかしがらずに早めに病院で受診しましょう。

●産後ヨガで改善!
<うさぎのポーズ>
正座で座り、両手を背中の後ろで組みます。
そのまま上半身を前に倒しておでこを床につけます。
次に、頭を転がすように、頭頂部が床につくまでゆっくりおしりを上げます。
写真のポーズのままゆっくりと5呼吸ほどキープしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

※このとき、オシリのほっぺ同士がくっつくように寄せておきましょう。

 

 

(アドバイザー:産後ヨガインストラクター 柘植有美)

 

ヨガで改善!産後のトラブル ~子宮脱・子宮下垂~

妊娠出産や加齢になどによって、臓器を支える靭帯や骨盤底筋群が傷ついたりゆるんだりすることで、子宮が正常の位置から離れて膣に沿って下降した状態を「子宮下垂」といいます。
そしてその程度が徐々に進んで膣口から子宮が外に飛び出してしまった状態を「子宮脱」といいます。

子宮が下がっている場合、子宮の前にある膀胱や子宮の後方にある直腸がそれぞれ一緒に引っ張られて下降してくることがあります。
そのため、膣内に圧迫感がある、便秘、腰痛、腹痛を起こしたり、排尿困難や尿失禁を起こす場合もあります。
産後は一時的に子宮下垂になる人が少なくありません。
多くは産後1ヶ月検診の頃には自然に治っていきますが元に戻らず長い間悩む人もいます。

●産後ヨガで改善!
<たいこ橋のポーズ>
仰向け・膝立ての姿勢から、ゆっくりと腰を持ち上げます。
この時、膝や足先が外に開いてしまわないように注意しましょう。
息を吐くタイミングで骨盤底筋群(尿道・膣・肛門)を締め、
吸うタイミングで緩めます。
締める強さは思いっきり締めた時の半分位の強さで。
締める・緩めるを繰り返しながら1分くらいキープしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

(アドバイザー:産後ヨガインストラクター 柘植有美)

ヨガで改善!産後のトラブル  ~便秘~

一般的に男性より女性の方が便秘に悩まされる人が多いといわれている便秘。

女性は男性より腹筋が弱く腸の働きが落ちやすいことや、

月経前や妊娠中のホルモンの変化も便秘を引き起こす原因となります。

 

それに加え産後においては、会陰切開や帝王切開の傷跡が気になっていきみにくいこと、

また、母乳をつくるために水分が必要なこと、

産後の運動不足になることなどが影響し、便が硬くなることもあります。

 

また、赤ちゃんのお世話により排泄のタイミングを逃してしまうことや、

ストレスなどにより交感神経が優位となり胃腸の働きが抑えられてしまうことも原因の一つといえます。

そして便秘から痔に悩まされる人も少なくありません。

 

 

●産後ヨガで不調改善!

産後の便秘には「腹筋をつけること」「ストレスを軽減すること」がポイント!

<舟のポーズ>

体操座りをしたら、太ももの裏を両手でサポートしたまま足を上げます。

この時腹筋を引き込むように使うのがポイント!

おへそを背中の法へ引き寄せたまま、自然な呼吸を繰り返してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

<腹式呼吸>

イライラしたりストレスが溜まると、呼吸は浅くなってしまいます。

いつもよりゆったりとした呼吸を意識しましょう。

鼻から息を吐くときにおなかをへこませ、吸う息で自然に戻します。

いつもの呼吸の倍以上の長さを意識して。

目を閉じたり、心地のよい風景を思い浮かべるなど

できるだけゆったりとした気分で最低5分くらい呼吸をしてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(アドバイザー:産後ヨガインストラクター 柘植有美)

~更年期に注意したい大きな関節のトラブルとゆがみの関係~

更年期におこる関節のトラブルとして、

「四十肩」と同じく注意したいのが「変形性股関節症」です。

 

股関節とは、骨盤と大腿骨(太ももの骨)で作られる、

人の身体の中で一番大きくて強い、とても大切な関節です。
二本の足で立つときに上半身をしっかりと支えていますので、

かかる負担は最大で体重の7倍にも達します!


でも力強いからこそ、股関節そのものには症状が表れにくく、

膝や腰などから痛くなり始めることが多く、

股関節が痛くなった時には症状がかなり進行していることも。。。


そんな大切な股関節も、

身体がゆがんで姿勢が悪くなると負担がかかりやすくなってしまいます。

特に姿勢のゆがみによっておこる骨盤の変化が、

股関節に「ねじれ」と「傾き」をうみ過剰なストレスを与えることになります。

 

同じことが「四十肩」にも言えます。

骨盤が傾きねじれると、人の体は上半身を反対方向に傾け、

ねじりながら何とかバランスを取ろうとします。

肩関節とは胴体と腕の骨で作られる関節ですから、

上半身が「ゆがむ」ということは、

同時に肩の関節に「傾き」と「ねじれ」をうむことになるのです。

 

つまりは、ゆがんだ姿勢でねじりながら

40年間使い続けた結果が

「四十肩」「変形性股関節症」だとも言えるのです。

 

そう考えると、まだ痛くない人も

、残念ながら既に痛くなってしまった人も、

予防や早期回復という観点において、

関節そのものはもちろんですがそれ以外に、

「全身のゆがみ」に対する治療が必要であるということが言えるのです。

 

総合治療院シナケアでは、

最新の姿勢分析ソフトと足底圧計測器で「姿勢」と「ゆがみ」を

客観的に分析し、自分の状態を詳しく知ることができます。

 

股関節に違和感を感じている方はもちろん、

そうでない方も早めの検診として、

自分のゆがみがおもしろいほどに解る

「シナケア姿勢チェック」を受けてみませんか?

 

 

文責:霜出 博孝 

      総合治療院syna×care(シナケア)院長

 

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総合治療院Syna × Care (シナケア)

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乳がんとは

乳腺にできる悪性の腫瘍です。

がん細胞ができる部位によって、「乳管がん」と「小葉がん」に分けられます。
乳頭や乳輪にただれなどが起こる「パジェット病」という特殊な乳がんもあります。

がん細胞が乳管や小葉にとどまっているものを「非浸潤がん」、外の組織にまで広がったものを「浸潤がん」といいます。

日本では乳がんにかかる女性が年々増えていて、今は16人に1人が乳がんにかかるといわれています。そして、30〜50代の比較的若い年代がかかるのが大きな特徴です。

発症は、30歳代から急増し、40歳代後半が発症のピーク。30~60歳代の女性で発見されるがんの中では、もっとも死亡者数が多くなっています。

 

症状

ごく初期はほとんど自覚症状がありません。次第に乳房にしこりが触れるようになります。また、乳頭から血液の混じった分泌液が出たり、乳頭や乳輪がただれたりすることもあります。
がんが皮膚の近くに発生した場合は、皮膚の引きつれが起こったり、乳頭が陥没したりすることもあります。

 

検査と診断

 

視触診
医師が直接乳房に触れたり目で見て、しこりや引きつれ、くぼみがないか、乳頭からの分泌物の有無、皮膚の状態などをチェックします。

 

マンモグラフィ検査
乳房を撮影するレントゲン検査で、小さなしこりや、触診ではわからない小さな石灰化を発見することができます。検査では、乳房を圧迫板というアクリルの板とフィルムの入った板との間に挟んで圧迫し、乳房を平らにして撮影します。上下や斜めなど2方向から撮影するのが基本的です

少し痛みをともなうことがありますが、数秒ずつの時間です。

 

超音波(エコー)検査
超音波を乳房にあてておこなう画像検査で、放射線被爆や痛みがないメリットがあります。マンモグラフィ検 査同様、小さなしこりを発見したり、しこりの内部をみて性質についても判断することがある程度可能です。水を含むのう胞など良性のものもよく発見されます。

20代〜30代前半の乳房が張っているような方や、授乳中のかたでも検査することが可能です。

細胞診

マンモグラフィ検査や超音波検査の結果、疑わしい部分があったとき、より詳しくしらべるために行われる検査です。検査は、腫瘤に針を刺してしこりの細胞を吸引する「穿刺吸引細胞診」、乳頭からの分泌物を採取する「分泌物細胞診」などを行い組織を調べます。

 

組織診(組織生検)

腫瘍が悪性か良性かを最終判断するために行う検査です。
検査には、乳房を切開して腫瘤の一部もしくは全部をとる「外科的生検」、

直径数mm程度の針を刺して組織を採取する「針生検」

直径 3~4mm程度の太い針(マンモトーム®)で組織を取る「マンモトーム生検®」

3つがあります。

乳房に大きな傷を残すことなく検査ができる「針検診」や「マンモトーム生検®」が主流になっています。

 

治療

基本的には手術でがんを切除します。がんの大きさや進行度にもよりますが、現在は「乳房温存手術」といって、乳房をせる方法が主流です。
ただし、がんが大きかったりや進行しているような場合では、乳房全体を切除する「乳房切除」が必要になることもあります。

時に、手術前に抗がん剤を利用して、がん細胞を小さくしてから乳房温存手術が適応できないかを検討することもあります。

また、手術後は、放射線療法や抗がん剤を使った化学療法、ホルモン療法などを併用して根治や再発の予防をおこないます。