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~更年期に注意したい大きな関節のトラブルとゆがみの関係~

更年期におこる関節のトラブルとして、

「四十肩」と同じく注意したいのが「変形性股関節症」です。

 

股関節とは、骨盤と大腿骨(太ももの骨)で作られる、

人の身体の中で一番大きくて強い、とても大切な関節です。
二本の足で立つときに上半身をしっかりと支えていますので、

かかる負担は最大で体重の7倍にも達します!


でも力強いからこそ、股関節そのものには症状が表れにくく、

膝や腰などから痛くなり始めることが多く、

股関節が痛くなった時には症状がかなり進行していることも。。。


そんな大切な股関節も、

身体がゆがんで姿勢が悪くなると負担がかかりやすくなってしまいます。

特に姿勢のゆがみによっておこる骨盤の変化が、

股関節に「ねじれ」と「傾き」をうみ過剰なストレスを与えることになります。

 

同じことが「四十肩」にも言えます。

骨盤が傾きねじれると、人の体は上半身を反対方向に傾け、

ねじりながら何とかバランスを取ろうとします。

肩関節とは胴体と腕の骨で作られる関節ですから、

上半身が「ゆがむ」ということは、

同時に肩の関節に「傾き」と「ねじれ」をうむことになるのです。

 

つまりは、ゆがんだ姿勢でねじりながら

40年間使い続けた結果が

「四十肩」「変形性股関節症」だとも言えるのです。

 

そう考えると、まだ痛くない人も

、残念ながら既に痛くなってしまった人も、

予防や早期回復という観点において、

関節そのものはもちろんですがそれ以外に、

「全身のゆがみ」に対する治療が必要であるということが言えるのです。

 

総合治療院シナケアでは、

最新の姿勢分析ソフトと足底圧計測器で「姿勢」と「ゆがみ」を

客観的に分析し、自分の状態を詳しく知ることができます。

 

股関節に違和感を感じている方はもちろん、

そうでない方も早めの検診として、

自分のゆがみがおもしろいほどに解る

「シナケア姿勢チェック」を受けてみませんか?

 

 

文責:霜出 博孝 

      総合治療院syna×care(シナケア)院長

 

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総合治療院Syna × Care (シナケア)

465-0093 

名古屋市名東区一社一丁目100番地

エバーグレーズビル1F

TEL/FAX 052703-5589

E-mail info@synacare.jp

HP http://synacare.jp/

乳がんとは

乳腺にできる悪性の腫瘍です。

がん細胞ができる部位によって、「乳管がん」と「小葉がん」に分けられます。
乳頭や乳輪にただれなどが起こる「パジェット病」という特殊な乳がんもあります。

がん細胞が乳管や小葉にとどまっているものを「非浸潤がん」、外の組織にまで広がったものを「浸潤がん」といいます。

日本では乳がんにかかる女性が年々増えていて、今は16人に1人が乳がんにかかるといわれています。そして、30〜50代の比較的若い年代がかかるのが大きな特徴です。

発症は、30歳代から急増し、40歳代後半が発症のピーク。30~60歳代の女性で発見されるがんの中では、もっとも死亡者数が多くなっています。

 

症状

ごく初期はほとんど自覚症状がありません。次第に乳房にしこりが触れるようになります。また、乳頭から血液の混じった分泌液が出たり、乳頭や乳輪がただれたりすることもあります。
がんが皮膚の近くに発生した場合は、皮膚の引きつれが起こったり、乳頭が陥没したりすることもあります。

 

検査と診断

 

視触診
医師が直接乳房に触れたり目で見て、しこりや引きつれ、くぼみがないか、乳頭からの分泌物の有無、皮膚の状態などをチェックします。

 

マンモグラフィ検査
乳房を撮影するレントゲン検査で、小さなしこりや、触診ではわからない小さな石灰化を発見することができます。検査では、乳房を圧迫板というアクリルの板とフィルムの入った板との間に挟んで圧迫し、乳房を平らにして撮影します。上下や斜めなど2方向から撮影するのが基本的です

少し痛みをともなうことがありますが、数秒ずつの時間です。

 

超音波(エコー)検査
超音波を乳房にあてておこなう画像検査で、放射線被爆や痛みがないメリットがあります。マンモグラフィ検 査同様、小さなしこりを発見したり、しこりの内部をみて性質についても判断することがある程度可能です。水を含むのう胞など良性のものもよく発見されます。

20代〜30代前半の乳房が張っているような方や、授乳中のかたでも検査することが可能です。

細胞診

マンモグラフィ検査や超音波検査の結果、疑わしい部分があったとき、より詳しくしらべるために行われる検査です。検査は、腫瘤に針を刺してしこりの細胞を吸引する「穿刺吸引細胞診」、乳頭からの分泌物を採取する「分泌物細胞診」などを行い組織を調べます。

 

組織診(組織生検)

腫瘍が悪性か良性かを最終判断するために行う検査です。
検査には、乳房を切開して腫瘤の一部もしくは全部をとる「外科的生検」、

直径数mm程度の針を刺して組織を採取する「針生検」

直径 3~4mm程度の太い針(マンモトーム®)で組織を取る「マンモトーム生検®」

3つがあります。

乳房に大きな傷を残すことなく検査ができる「針検診」や「マンモトーム生検®」が主流になっています。

 

治療

基本的には手術でがんを切除します。がんの大きさや進行度にもよりますが、現在は「乳房温存手術」といって、乳房をせる方法が主流です。
ただし、がんが大きかったりや進行しているような場合では、乳房全体を切除する「乳房切除」が必要になることもあります。

時に、手術前に抗がん剤を利用して、がん細胞を小さくしてから乳房温存手術が適応できないかを検討することもあります。

また、手術後は、放射線療法や抗がん剤を使った化学療法、ホルモン療法などを併用して根治や再発の予防をおこないます。

甲状腺疾患と治療〜バセドウ病の手術


バセドウ病の治療に手術を選択するのはどのような場合でしょう。

 

①副作用のため抗甲状腺剤が使用できない。

②長期間、抗甲状腺剤を服用しているが寛解しない。

③甲状腺機能のコントロールを早期に望む。

④バセドウ眼症がある、若年のため、アイソトープ治療が選択できない。

⑤甲状腺内に腫瘍がある。

⑥甲状腺が大きい。

 

このような方がバセドウ病の治療に手術を選択されます。

 

手術は甲状腺を小さく切り取ることで、

甲状腺ホルモンの分泌量をコントロールします。

 

他の治療法と比較して治療効果は短期間に現れ、

ほとんどの方で手術の翌日から抗甲状腺剤の服用が中止されます。

 

バセドウ病の手術治療の目的は、

甲状腺機能をコントロールすることといっても過言ではありません。

欧米諸国ではバセドウ病の再燃を防ぐため、

甲状腺全摘術が多く選択されます。

 

日本では甲状腺機能を正常に近づけることを目的に、

多くの医療機関で甲状腺を一部残す、

甲状腺亜全摘術が選択されてきました。

 

以前の亜全摘術ではバセドウ病の再燃が多くみられたため、

現在では残す甲状腺の量をより少なくする傾向にあります。

残した甲状腺が十分にホルモンを供給できない時には

甲状腺ホルモン剤(チラージンS)で補充を行います。

 

抗甲状腺剤が使用できない場合、

バセドウ病が再燃すると治療が困難となるため、

このような方には再燃を防ぐ目的でできるだけ残す甲状腺の量を

少なくします。

 

バセドウ眼症がある方、妊娠を希望される女性にはバセドウ病の

原因となる甲状腺刺激抗体(TRAb)が手術後に低下することを期待して

残す甲状腺の量を少なくします。

 

甲状腺ホルモンの過剰分泌を押さえ込む抗甲状腺剤に比較して、

足りない分を補う甲状腺ホルモン剤投与は長期にわたり安全に

甲状腺機能をコントロールできます。

 

バセドウ病の方の甲状腺は大きく、血流が豊富で、

出血しやすいという特徴があります。

首の傷、副損傷の危険性、術後出血の危険性、

甲状腺クリーゼの回避、術後の血清カルシウム値変動の知識など

甲状腺手術に熟練した外科医を必要とします。

 

手術の前には甲状腺機能が正常化していることが重要です。

抗甲状腺剤をきちんと服用していただくこと、

薬が使えない場合はヨード剤や、副腎皮質ホルモン剤、

ベータブロッカーなどを併用してより安全な手術が行えるよう備えます。

 

 

伊藤病院 外科 矢野由希子

 

 

甲状腺の検診、治療は大須診療所へ!

甲状腺の病気と治療〜バセドウ病の薬による治療

疾患別の治療方法についてご説明してまいります。
今回はバセドウ病の薬による治療です。
 
 
バセドウ病とは甲状腺を刺激する抗体(抗TSHレセプター抗体:TRAb)
が出現し、甲状腺から大半がホルモンの分泌を増加させる、自己免疫性の疾患です。
 
甲状腺ホルモンが過剰に作られないようにするための治療は3つあります。
 
内服薬治療(抗甲状腺剤またはヨード剤の内服)、手術、アイソトープ治療です。
 
今回は、内服薬について説明をしたいと思います。
 
日本ではバセドウ病と診断した時、
約80%の医師が抗甲状腺剤の内服治療を第一選択とします[図参照]。
それは、すべての年齢で治療が可能であり、外来で治療ができ、
どの医療機関でも入手できるからです。
 
現在2種類の抗甲状腺剤が日本にあります。
メチマゾール(商品名:メルカゾール)、プロピルチオウラシル
(商品名:チウラジール、プロパジール)です。
 
メチマゾールは効果が的確である印象が強く、1日1回での内服でもよいため、
選択されやすい薬です。
しかし、妊娠や授乳においてはプロピルチオウラシルの方が安心であるため、
年齢、性別、副作用を考慮して処方します。
 
抗甲状腺剤は、内服すると消化管より吸収されて血液中に移行し、
甲状腺に取り込まれます。そこで、新たな甲状腺ホルモンの合成を抑制します。
しかし、既に甲状腺内に貯蔵されているホルモンの分泌は抑制しません。
そのため蓄えられていたホルモンが血液中に出続け、
甲状腺機能亢進症が内服をしてもしばらくは続きます。
機能正常化までには1ヶ月から3ヶ月程度時間がかかります。
内服薬が過量になると甲状腺機能低下症となり、むくみを伴う体重増加と
こむらがえり、甲状腺の腫大などが認められます。
甲状腺ホルモンの値をみながら、薬を適切に減量していきます。
1錠以下まで減量してから中止の時期を見計らいます。
内服は、場合によっては長くなることがありますが、
最低2年くらい継続してください。
 
適切な時期に内服を中止すれば、
大半の人は甲状腺機能正常を維持することができますが、
残念ながら約30%は再燃してしまいます。
 
抗甲状腺剤には痒み、湿疹、肝機能障害、白血球減少症や無顆粒球症
(細菌感染を防ぐために必要な顆粒球というものが極端に減ってしまう事)、
関節痛といった副作用があります。
このような副作用は内服を開始して90日以内に出現することが多いと
言われていますので、内服を開始して3ヶ月間は2週間ごとに副作用を確認しています。
 
飲み忘れてしまったときは、忘れていた当日分を気づいたときに服用し、
次回より通常の内服に戻すようにしてください。
 
但し、翌日に前日分の飲み忘れに気づいた場合は、
前日分は服用せずに当日分のみを服用してください。
 
また、海外旅行など時差が生じる場合は、
少し時間がずれても海外の時間に併せて内服をしてください。
 
 
伊藤病院  國井 葉
 
 

 
 
 

バセドウ病に対する治療〜アイソトープ治療〜

バセドウ病にはいろいろな治療方法があります。

大きく、内服薬での治療、手術療法、アイソトープ治療の方法があります。

 



バセドウ病の治療 

 

内服薬での治療、手術療法、アイソトープ治療の方法があります。今回は“アイソトープ”治療について説明します。アイソトープ治療とは“放射性ヨード”を使用する治療をいいます。

 

 

アイソトープ治療とは? 

 

甲状腺はヨードを原料として甲状腺ホルモンを作る臓器です。治療前1週間ヨードを摂らないようにして、甲状腺が「ヨードが足りない!」という状態になったところで、放射性ヨードを含んだカプセルを内服すると、放射性ヨードが十分に甲状腺に取り込まれます。そこで放射線(ベータ線)が作用して甲状腺の細胞を壊し、甲状腺ホルモンの量を減らします。

 

 

放射線とは? 

 

「放射線」と聞くと「目に見えなくて体に障害を与える怖いもの」というイメージがあるかもしれません。しかし、きちんとした管理を行って利用すれば、非常に有効な治療となります。アイソトープ治療は、日本のみならず世界中で、50年以上にわたり広く行われていて、有効かつ安全な治療法として受けられています。

 

 

アイソトープ治療のできない方・お勧めの方 

 

治療の対象にならない方は、①妊娠中、または妊娠の可能性のある女性や授乳中の方、②18歳未満の方には、原則としてアイソトープ治療を行うことができません。一方、アイソトープ治療をお勧めする方は、①抗甲状腺薬で副作用を認めた方、②抗甲状腺薬でコントロール不良の方、③外科的甲状腺手術後の再発の方、④手術、抗甲状腺薬の治療を希望されない方、⑤心疾患(心不全、不整脈など)、周期性四肢麻痺などにより確実なコントロールを必要とする方となります。

 

 

アイソトープ治療後は? 

 

アイソトープ治療後に妊娠しても放射線による奇形などの影響はないと考えられています。ただし、治療後1年間は甲状腺機能が変動しやすいので妊娠を避けることをお勧めします。治療後の甲状腺機能は数年経過してから、低下症になることもありますので、定期的な外来通院は継続するようにしてください。

バセドウ病眼症の症状の強い方、喫煙される方、TSH受容体抗体が高値の方の場合、アイソトープ治療後に、一時的に眼の症状が悪化することがあります。そのためアイソトープ治療前に眼症の評価を行い、アイソトープ治療時にステロイドなどでの治療を並行して行うことがあります。

 

 

周囲の人への影響として知っておきたいこと 

 

服用したアイソトープのうち甲状腺に取り込まれなかったものは、ほとんど尿中に排出されます。ほんの少し便や唾液からも排出されます。この放射線は人体に悪影響を及ぼしませんが、微量の放射線が出ていることをご本人に認識していただく必要があります。ご本人に対して安全な治療法ですから、他人に危険を及ぼすことはありませんが、アイソトープ治療を受けた方のエチケットとして治療後の生活制限をお守りください。具体的には、放射性ヨード内服後12週間は、子供や妊婦との親密な接触、添い寝などの長時間の接触は避けるようにしましょう。また、乳幼児を15分以上抱くことは控えるようにしてください。

 

 

アイソトープ治療の実際 

 

 

入院治療と外来治療 

 

甲状腺が非常に大きい方や、心臓疾患などの合併症のある方、高齢の方、自宅での安静がとれない方、薬を中止したことなどでおきる甲状腺機能亢進状態が体の負担になる方には、1週間の入院での治療を行います。外来で行う場合は、2日連続で外来を受診していただきます。

 

治療前1週間 

 

抗甲状腺薬などの内服薬の中止、ヨードの摂取を制限します。具体的には、海藻類(のり、わかめ、昆布、ひじき)や、海草より作られた食品、寒天などを控えます。ヨードを多く含む医薬品(うがい薬、ヨード造影剤など)の使用も制限します。

 

 

治療前日 

外来を受診していただき、ヨード制限・体調変化の確認、女性には妊娠の確認をします。問題がなければ検査用のカプセルを内服してお帰りいただきます。

 

 

治療当日 

 

甲状腺の撮影を行い、外来にて、甲状腺へのアイソトープの集積の程度と甲状腺重量などから治療量を決定します。その後、治療量のカプセルを内服します。

 

治療後

4日目までヨード制限を継続して、5日目から必要な方は、抗甲状腺薬などの内服を再開します。早い方では2週間目位から甲状腺機能亢進状態が改善し始めて、3ヶ月から1年位で、甲状腺機能が低下してきます。アイソトープ治療後半年は、甲状腺ホルモン値の変動がありますので、1ヶ月に1回外来通院してください。

 

                    伊藤病院 内科 鈴木美穂

 

 

甲状腺の検査治療は「大須診療所」へ