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性の悩み解決

思春期の悩みFAQ


■思春期(本人)

Q1.何歳までに月経(生理)がこなかったら受診を考えた方がいいですか?

A1.個人差はありますが16才を過ぎても月経がこないようであれば、
かかりつけの小児科か近医の婦人科を受診して相談することをおすすめします。

Q2.生理が何ヶ月こなかったら受診した方がいいですか?

A2.正常月経周期は25~38日です。初経後3年くらいは周期が安定しないことが多いです。
年齢にもよりますが、3ヶ月月経が来ない場合は婦人科を受診して相談してみましょう。
基礎体温を測って記録しておくと診断のヒントになりますので、記録をしておくといいと思います。
また、月経期間が10日以上も続くような場合も受診してみましょう。

Q3.生理痛が辛いです。どうしたらいいですか?

A4.まずは痛みのある部分(お腹や腰)をカイロ、湯たんぽ、ハラマキなどで温めてみましょう。
簡単なストレッチなどをするのもよいでしょう。それでも痛みが続くときはお母さん、保健の先生など
話しやすい大人に相談してまずは市販の痛み止めを飲んでみましょう。
痛み止めを飲んでも効かない場合、痛み止めをたくさん飲まなくてはいけない場合は婦人科を受診してみましょう。

Q4.友達が妊娠したかも・・・どうしたらいいですか?

A4.「どうしよう・・・」「育てられないよ」「産みたい!」「彼氏・親にいえない・・・」様々な思いはあると思いますが、
正しい診断が必要ですので、産婦人科・婦人科を受診するよう伝えて下さい。
インターネットや携帯電話の相談サイトなどは、正しい情報に混ざって、謝った情報や誹謗中傷(冷やかしや心無いコメント)
も多いので注意が必要です。頼りにせず、必ず専門家のアドバイスを聞いてください。


Q5.デートDVってなんですか?

A5.DVはドメスティック(家庭内の)・バイオレンス(暴力)の略です。
以前は家庭内で起こる暴力が問題となっていましたが、最近では10代20代の男女の間でもみられることから
こう呼ばれるようなりました。身体的暴力だけでなく、精神的暴力、経済的暴力、性的暴力があります。
このデートDVは知り合って間もないときにはみられませんが、付き合いが深くなってからみられるようになり、
気づいたときには抜け出しにくくなるという怖い特徴があります。おかしいと思ったらすぐに信頼のできる大人に相談しましょう。
言いにくいこともあるかもしれませんが、自分を守れるのは自分だけです。


Q6.ピア・プレッシャーってなんですか?

 
A6.ピア・プレッシャーとは「仲間からの圧力」のことを言って、キスやセックスの経験を早い・遅いと仲間と比べたり、
お酒やタバコ、薬物など、誘われた時に断るとノリが悪い・まじめといわれるのが嫌で断れないといったことがあります。
イジメ問題もこのピア・プレッシャーが関わってくることが多いです。
思春期は仲間から自分がどう思われているかがとても気になる年頃で、ピア・プレッシャーを特に受けやすい時期です。
ピア・プレッシャーを受けた場合、嫌なことは嫌と伝えることが大切です。自分の気持ちを伝えましょう。
また、気づかないうちに自分がピア・プレッシャーをかけてしまっていることもあります。
仲間の「NO」という気持ちを大切にして受け止めてあげましょう。

■思春期(親)

Q1初経が来るまでに親から伝えておいた方がいい事はありますか?

A2.学校での教育を受ける前に初経を迎えるお子さんもいますので、月経がどういうものか、
ナプキンの使い方、トイレでのマナーなどは最低限伝えておきましょう。
“女性”の先輩として「面倒なのが始まっちゃったね」「ませちゃって」など月経を否定するようなことは伝えないで下さい。
月経のマイナスイメージはそのまま月経痛をひどくさせたり、その後の性格(自己肯定感)にも影響することがあります。
誰もが迎える成長の証として優しく受けとめて下さい。

Q2.娘の生理痛が辛そう・・・薬はできるだけのませたくないのですが。

A2.「痛み止め(薬)は体にわるい、くせになる」「私達の時代は薬なんて使わなかった」といったご意見をよくお聞きします。
しかし、温めたりストレッチをしても改善されない場合はまず痛み止めの使用をおすすめします。
痛みで辛くて起き上がれないのと、痛み止めを必要なときに必要な量だけ飲んで快適に過ごすのとどちらがいいでしょうか?
痛みをがまんすることの方が体にはストレスになります。
また子宮内膜症などの病気が関わっていることもあります。痛み止めを飲んでも改善されない場合、
内服の回数が多い場合はお子さんと一緒に婦人科を受診しましょう。
痛み止めを飲むタイミングは、我慢して限界に達したときではなく、「これから痛みが強くなるだろう」というときに早めに飲むこととよいと思います。


Q3.娘の生理について何か注意することはありますか?

A3.親が月経周期を把握しておくと、体調管理や望まない妊娠の予防にもつながります。
但し、思春期の女の子はとてもデリケートなので、汚物入れの片付けやお洗濯などのときにさりげなく確認するといいかもしれません。

Q4.基礎体温は付けさせた方がいいですか?

A4.お子さんが自分で体調管理をする意識付けにもなりますので、習慣づけるとよいと思います。
初経がきたときに基礎体温計をプレゼントするといいと思います。

 

(アドバイザー:助産師 清水美由紀)

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