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女性に多い甲状腺の病気~橋本病~

橋本病と妊娠

甲状腺ホルモンとは

甲状腺ホルモンは発育・発達、代謝・循環、精神活動などの維持調節に深く関わっている大切なホルモンです。甲状腺ホルモン(T4、T3)は、甲状腺内で合成された後、血液の中に放出されますが、多くは(99.7%以上)はサイロキシン結合グロブリン(TBG)*と結合して存在します。残り(0.2%程度)の甲状腺ホルモンが遊離型甲状腺ホルモン(FT4、FT3)として存在します。このFT4、FT3が下垂体のホルモンであるTSH(甲状腺刺激ホルモン)との分泌調整を行なって、適正範囲内にホルモンの分泌が安定するようにコントロールされています。

妊娠中の甲状腺ホルモン

妊娠をすると、妊娠をしていない時と比較して、甲状腺ホルモンの必要量は30 〜50%増加します。妊娠初期は、胎盤から大量に分泌されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)**の作用によって、母体の甲状腺が刺激されてFT4、FT3が増加します。胎児の甲状腺ができていない時期は、胎盤を通過した母親のFT4が胎児の発育に大切な役割を果たしています。

橋本病は、抗サイログロブリン抗体(抗TgAb)、抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(抗TPOAb)などの抗体が陽性になる自己免疫性疾患で、甲状腺ホルモン値は基準範囲内で経過されることもあります。甲状腺機能低下症を示すようになれば甲状腺ホルモン薬の補充が必要になります。
妊娠初期には、甲状腺ホルモンの必要量が増加しますので、橋本病の方は、妊娠していない時に甲状腺ホルモン薬の内服をしていない場合でも、妊娠後に内服を開始する場合や、内服中の方は30~50%内服量を増量する場合があります。
このため、妊娠中は1~2ヶ月に1回程度外来へ受診して、内服量を調整しています。

橋本病と診断されても・・・

甲状腺機能低下症を示す場合には、妊娠しにくかったり、流産しやすいことが報告されています。
しかし、きちんと甲状腺ホルモン薬を使用して甲状腺機能を改善させれば、流産の確立を減らしたり、正常な出産も可能となります。
また出産後2 ヶ月頃には、無痛性甲状腺炎という甲状腺ホルモンが高くなる病状を合併することがあります。無痛性甲状腺炎自体は、1〜2 ヶ月の経過観察で自然に軽快していきますが、橋本病の方はそのまま甲状腺機能低下症に移行していく場合がありますので、出産後も定期的に検査を行なっていただく必要があります。
橋本病と診断されても、定期的に検査を行うことで妊娠出産を行うことは可能ですので、主治医へ妊娠のご希望をお知らせください。

 

TBG* (サイロキシン結合グロブリン);甲状腺から血液中へ分泌された甲状腺ホルモン(T4、T3)は、血中甲状腺ホルモン結合蛋白と結合して存在している。その内主要な血中甲状腺ホルモン結合蛋白が、サイロキシン結合グロブリン(TBG)である。

hCG** (ヒト絨毛性ゴナドトロピン);胎児の胎盤から分泌されるホルモンで、妊娠を継続する上で重要なホルモンである。妊娠検査では、hCGの血中・尿中濃度を測定している。

大須診療所

大須診療所大須診療所では甲状腺疾患の診療に力を入れており、
特にバセドウ病、橋本病、甲状腺腫瘍性疾患を中心に診療しています。  

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お問い合わせ・ご予約:052-252-7305
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