暑い夏が終わり過ごしやすさに安心するのも束の間・・・。朝晩の気温が下がり冷えを感じる季節がやってきました。
冷えは万病のもと!女性の敵!プチ不調を慢性化させないためにもほっこりアロマで温まりましょう!!
半身浴やアロママッサージがお勧めですが、手軽にできるのは足浴・手浴などの部分浴。手や足先の血行が良くなり体全体が温まりますよ。好きな香りに包まれて心もほんわかリラックス・・・心も体も緩めてあげましょう。
体を温めるお勧めの香りは、マジョラムやオレンジスィート、ジンジャー、ブラックペパー、スコッツパインなど。お好きな香りに加えてみてはいかがですか。
コーヒーフレッシュやはちみつなども乳化剤として使えます(目安大さじ1杯程度)。
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40℃くらいのお湯をバケツor深めの洗面器に適量用意します。
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精油2~3滴を乳化剤に溶かし1に入れ湯をかき混ぜます。
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15分程、ゆっくりつかりましょう。
ふくらはぎの半分くらいまでがつかると効果的。
バスタオルやひざ掛けなどで足元を覆うとより温まりますよ。
熱めのお湯を準備し、つかっているお湯の温度が下がってきたらさし湯をしましょう。
肌が弱い方は精油を湯の中に入れず、アロマポットなどで芳香浴をしながら足浴をしても良いですね。
手が冷えやすい方、肩こりが気になる方は手浴がお勧め!!足浴と同様に、大きめの洗面器にお湯を準備し、ゆっくり温まりましょう!!
温まった心と体は、自然に免疫力up 。
「自分に優しい時間」を持ちましょう!!
秋は立秋から立冬までの3カ月を言います。中医学では この秋の自然界を 「陽消陰長」といいます。
日差しが短くなり気温も下がり、そして木の葉はや草は枯れて落ちる・・・。陽の気が減り陰の気が少しづつ増加していく状態です。
また、秋の気候は乾燥・・・中医学でいうと 燥邪にあたります。燥邪は口、鼻から侵入しやすく、体の津液(体の水分)に損傷を及ぼします。その結果口や鼻 肌、髪の乾燥 口の渇き 便秘などの症状が出やすくなります。
特に肺に及びやすく カラ咳 喘息など呼吸器系のトラブルにつながりやすくなります。
薬膳的には 滋陰潤肺 という養生をします。<津液(体の中にある血液以外の水分)を補い、肺を潤す>
- 米 2カップ
- 干し貝柱 1個
- シメジ 1/2パック
- まいたけ 1/2パック
- エリンギ 1本
- にんじん 50g
- A
- しょうゆ 大2
- みりん 大1
- 酒 大2
- B
- 炒った松のみ 適量
- 小口ねぎ 適量
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干し貝柱は水で戻しほぐし、シメジ、マイタケは石づきを取りほぐす。
ニンジンは千切り、エリンギは細切りに。 -
洗った米と1、Aを炊飯器に入れ、水加減を調整し炊く。
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盛りつけ、Bの松のみとネギを散らす。
冬は立冬から立春までの3カ月を言います。 中医学では この秋の自然界を 「陰気旺盛」といいます。
一年で一番寒い時期 木の葉 草は枯れ 動物は冬眠し、体を休ませます。
そして冬は 寒の邪気が体を襲いがちです。悪寒や下痢 冷えなどの症状が出たら要注意です。
また、冬は腎を傷めやすいので、腎を養い体を温め 乾燥に注意し抵抗力をつけるように心がけましょう。
薬膳的には 補気助陽 という養生をします。<気を補い 陽を温め体調を整える>
- 米 2カップ
- 干し貝柱 1個
- シメジ 1/2パック
- 酒 大1
- 片栗粉 小2
- ゴマ油 大1+大1
- 塩 適量
- 胡椒 少々
- ワイン 50cc
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エビは下処理し塩・酒と片栗をまぶし、にらは3センチ位にカットする。
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フライパンにごま油を入れ、にらをさっと炒め、そこに塩胡椒したほぐした卵液を入れ、大きく混ぜながら半熟になるまで火を通し取りだす。
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フライパンに油を足し微塵切りの生姜とエビを炒めワインを入れ蓋をして火を通す。
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3の上にエビをのせる。
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エディター:竹内淳子
看護師・臨床アロマセラピスト
ホリスティックケアプロフェッショナルスクールを卒業し、2009年臨床アロマセラピスト認定取得。ココカラウィメンズクリニックで看護師として勤務しながら、併設のココカラサロンのアロマセラピストとしても勤務。
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エディター:谷口千尋
家庭薬膳料理家
各種メーカーのカタログやポスター撮影時のフードコーディネートやメニュー提案・ テレビのコーディネートを手掛ける一方、薬膳の考え方やメニューの普及を目指し、料理 イベント・教室・お店へのメニュー提案など行う。