こんな悩みありますか?
・頭痛、首や肩のこり
・めまい、脳貧血、疲労感、倦怠感(だるい)
・冷え、むくみ、不眠、寝覚めが悪い・・・
・生理痛、生理不順、不正出血・・生理のトラブル
・胃もたれ、胃痛、便秘、下痢・・胃腸のトラブル
・イライラや落ち込み、やる気がない・ココロのトラブル
「病院に行くほどでもないんだけど、調子が悪い」
「病院に行っても特に異常なしと言われる」
はっきりと病気とはいえないけれども上記のような悩みを長期間抱えながらも
改善できずにいる人って多いのではないでしょうか?
「健康」と「病気」の区別というのは実に難しく、例えば中国医学では病気になる一歩手前だとして、「未病(みびょう)」 と言っています。
プチ不調は病気ではないから・・と安心しないでください。
「未病」=「プチ不調」は
病気に向かっている状態とも考えられるのです。
また、このような症状が出ている場合普通の対処法は
・頭痛には鎮痛薬・・・
・不眠には睡眠薬・・・
ですが、西洋医学のみの治療ではなかなか「根本治癒」が難しいのがプチ不調。
なんと女性は全体の80%以上がそんなプチ不調に悩まされているともいわれています。
@恋がうまくいかないのも
@毎日が楽しくないのも
@キレイになれないのも
もしかしたらプチ不調のせいかも???
ではどうしたらプチ不調を改善することができるのでしょうか?
具体的なプチ不調のセルフチェック、不調対策方法は次回のコラム以降で順次紹介してきますが
まず皆さんに知っておいていただきたい「大切な5つの基本」をお話しします。
自分のことみつめてますか?
自分のカラダの声をきいてください。
自分の心の声をきいてください。
どこが痛い?冷えてる?
不調は体と心からのメッセージです。
もっと、自分自身をみつめ、興味をもち、愛してあげましょう。
カラダは私たちの人生のパートナーです。
おすすめは記録をつけること。月経のある方なら、基礎体温をつけること。
からだの体調、心の状態をを手帳や日記にメモする程度でもいいのです。
カラダは筋肉がポンプの役割をしているし、
神経は全身をありめぐっています。
これらに刺激をあたえることは大切。
歩くだけでもOK.ストレッチだけでもOK
なにか意識をして、カラダをうごかす習慣をみにつけましょう。
イスにすわりながら、寝る前にとながらでできることもたくさんあります。
もちろん、ダンスや、ヨガ、ジムに通うなどアクティブになにかをスタートさせるのも○です。
心の疲れをためていませんか?
心の疲れをほっておくと、カラダに不調というサインを出してくるようになります。
今大きな悩みやストレスを抱えているのなら、専門のカウンセラーに打ち明けましょう。
専門のカウンセラーさんはお話をきくだけではなく、プロとしてその人の考え方の癖や
決めつけを見つけて、改善方法を導いてくれます。
また癒しを生活の取り入れましょう。
1日10分でもいいので、「ホッ」とできる自分の時間をもちましょう。
アロマセラピー、瞑想、音楽、写真集など癒しのベストアイテムをみつけましょう。
私たちのカラダ、60兆個の細胞はすべて食事で栄養を得ています。
食事をおろそかにしている人に健康はほど遠くなります。
素材のいいもの、旬のもの、バランスよく、和食中心の食生活を心がけましょう。
今、甘い物を食べ過ぎるかたが多いです。白い砂糖はカラダを冷やします。
お肌にもよくありません。食べすぎに注意しましょう。
自分のからだをみつめる時間として、
年に1回の健康チェックをおすすめします。
特に、女性であれば、子宮ガン、乳ガンの検診は大切です。
子宮ガンも乳ガンも非常に増えています。
毎年、お誕生日月にするのもいいですね。
まずは自分のココロとカラダの状態をよく知ること。
そして自分自身にやさしくすることからはじめていきましょう!
次回からはより具体的なケアを方法をお伝えしていきます。
どうぞお楽しみに!
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エディター:伊藤加奈子
ココカラウィメンズクリニック院長/産婦人科医師
女性のための癒しと医療の総合施設「ココカラウィメンズクリニック」院長。統合医療、代替医療の普及、自然派美容、食育などの観点から女性の健康とライフスタイルを支援。「NPO法人ウーマンリビング代表理事を務める。