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発達障がいってどんな障がい?

~~さいしょに~~

このページを読んでくださっているみなさんへ

はじめまして。このページを担当させていただくことになった〝たれみみ〟と申します。どうぞよろしくお願いします!
私のスタートは発達障がいをもつ子どもを授かったことがスタートです。その後いろいろな勉強や研修を受け(現在も勉強は継続中です)、現在は自分の子ども以外のお子さんをお預かりして算数や社会的なスキルを学ぶ教室を開いています。

さて、このページを読まれている多くの方は、これまでにいろいろな悩みを持ちながらもいっしょうけんめいに子どもに向き合ってきた方々だと思います。ほんとうに、ほんとうに、毎日お疲れさまです。
発達障がいをもつ(もっているかもしれない)子どもを育てていると大変なことが次々と起こりますね。いったいいつまで続くのだろうと途方にくれることも私の場合、しょっちゅうでした。
しかし子どもたちと過ごす時間は決して苦しいことばかりでなく喜びや希望を感じる時間もたくさんあります。そんな幸せな時間を持つきっかけのひとつにこのページがなればとても嬉しいです。

以降のQ&Aでは用語や障がいの定義は文部科学省などの定義をできるだけそのまま載せるように心がけています。
それ以外のご質問にたいする回答はあくまで私個人の考えです。違ったご意見がある場合も多々あると思います。
こういう考え方、方法があるんだなぁ、という気持ちで読んでいただければたいへんありがたいです。
補足)「障がい」の表記にはいろいろなご意見があると思いますが、本ページでは文部科学省の定義に統一しております。


発達障がいってどんな障がい?

どんな人でも得意なこと苦手なことがあるものですよね。
しかし大多数の人は自分なりの工夫や便利な道具を使って補いながら大きな不自由を感じることなく日常生活を送っています。
発達障がいを持つ子ども(大人)たちは医学的な診断を受けるほど得意なことと苦手なことの差が大きいと考えてくださればよいと思います。
発達障がいの障がいが英語でdisorderとされていることからもわかるように発達の凸凹がとても大きい状態にある人たちなのです。

どうぞ、『医学的な診断を受けるほど』の部分を忘れないでくださいね。
耳の不自由な方に「自分の努力だけで聞き取りなさい」、足の不自由な方に「根性で歩け」とは誰も言いませんよね。
その人に応じた、補聴器や手話、歩行器、車いすの利用やそれらをうまく使えるようになることを考え勧めますよね。
発達障がいをもつ人たちに対しても同じです。「努力」「やる気」「根性」「がんばり」これらの精神論や感情論だけで
ご本人たちに対処することを、どうぞ強いないでください。それがとても困難であるからこそ医学的に診断が出ているのですから。

そしてそれと同時にもうひとつ忘れないでほしいことがあります。
この文章の最初に”大多数” という言葉を使いましたが、今の世界で大多数つまり多数派の側にいる私たちが優れていて、少数派の側にいる発達障がいをもつ人たちが劣っているということでは決してないということです。

後の文章でも少し触れていますが発達障がいがある人とない人との間に、人間的な価値の相違や優劣は全くありません。
ただ脳の使い方、ものの理解の仕方や処理の方法、が違うだけです。

しかしこの世の中は多数派の人たちが考え、多数派の人たちが暮らしやすいようにデザインされています。
(つまり少数派の人たちにとって分かりにくいことが多く、暮らしづらい場合が多い。)
だからこそ、多数派である私たちは少数派の人たちに歩み寄り、配慮することが必要だと思うのです。

それからこれは補足ですが、診断はさまざまな経緯を経て行われますが、日本で発達障がいの診断ができるのは医師だけです。
発達障がいをテーマにしたテレビ番組の主人公にとても似ている、○○さんに言われた、など勝手に決めつけないで心配な場合は専門機関への相談を心からお勧めします。
(参考文献:自閉症・アスペルガー症候群「自分のこと」のおしえ方」 吉田友子著 学研教育出版)

●発達障がいの原因
現在の医学でははっきりとした原因は解明されていませんが、多くの専門家の一致をみているのは発達障がいは心の病気ではないということです。つまり、親の育て方や本人のわがままな性格によるものではないということです。
生まれながらの様々な要因によって、私たちが直接見ることができない脳や体の一部に異常があり、心身の発達に障がいが起きているのです。(参考文献:自閉症のすべてがわかる本 佐々木正美監修 講談社)

●発達障がいの主な分類と特性

・広汎性発達障がい(PDD)~自閉症、アスペルガー症候群、高機能自閉症など~
 広汎性とは脳の発達の障がいが広い範囲でみられるということです。
 高機能自閉症の高機能とは、機能が高いという意味ではなく、知的に遅れがないという意味です。
 言語力や認知能力、情報処理などに特徴があり、知的の程度の差に関係なく次の3つを基本症状とします。

 ・社会的なふるまいの特徴や、その学び方の特徴
 ・社会的コミュニケーションの特徴や、その学び方の特徴
 ・社会的イマジネーションの特徴やその結果としての秩序を愛する特徴
(参考文献:自閉症・アスペルガー症候群「自分のこと」のおしえ方」 吉田友子著 学研教育出版)

また特性とは言い切れませんが感覚の過敏又は鈍麻をもつ人も多くいらっしゃいます。
どの感覚かは人それぞれで、味覚、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、痛覚などのどれかまたは複数の過敏または鈍麻がある場合があります。

・注意欠陥/多動性障がい(ADHD Attention Deficit / Hyperactivity Disorder)
 ADHDとは、年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、及び/又は衝動性、多動性を特徴とする行動の障がいで、 社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである。
 また、7歳以前に現れ、その状態が継続し、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。
  (平成15年3月の「今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)」参考資料より抜粋)

 AD/HDは、以下の3つを主な症状とする発達障がいです。
1.不注意(物事に集中することができず、忘れ物が多い)
2.多動性(落ち着きがなく、じっとしていることができない)
3.衝動性(思いついた行動を唐突に行う、順番を待てない)

上記の現れ方や程度には個人差があり、大きく以下の3つに分類されます。
 1.混合型(不注意、多動性、衝動性の3つがみられる)
 2.不注意優勢型
 3.多動性・衝動性優勢型

・学習障がい(LD)
 学習障がいとは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。
 学習障がいは、その原因として、中枢神経系に何らかの機能障がいがあると推定されるが、視覚障がい、聴覚障がい、知的障がい、情緒障がいなどの障がいや、環境的な要因が直接の原因となるものではない。
 (平成11年7月の「学習障がい児に対する指導について(報告)」より抜粋)

(アドバイザー:いちばんぼし たれみみ)

 

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